パソコンは他の機械と同じように複数の部品を組み合わせることで構成されていて、これらの部品の１つ１つが処理に必要な機能や環境を提供することで複合的に動作しています。パソコンパーツごとの役割や動作原理を理解することで、より専門性の高い用途への使用やトラブル発生時に自力で対処しやすくなるなどの利点を得る事ができるようになります。例えば各々の部品の１つ１つを取り外して別の物に取り換えて、故障や問題に対処したりより性能の高い種類のものに取り換えることが可能になります。パソコンパーツは様々な種類がありますが、だいたい演算処理と記録、その他機能に分類されます。
演算処理は処理に関する計算に関する事を担当している部分で、CPUが該当するパーツになります。動画や三次元処理などの処理をCPU単独で行う事も可能ですが、これらの処理は非常に処理量が多いため近年ではビデオカードなどを使用して行う処理分担が行われるようになってきています。パソコンの処理性能に最も影響を与える部分なので、大規模な処理を行いたい時や高い動作環境が求められるソフトを使用したい時などには、これらのパーツを高性能なものにするといい結果を得る事ができます。記録読み込みは情報の記録や読み込みなど、外部からの情報を扱うのが主な役割です。
演算処理ほど性能に直結することはないですが、使用上の利便性向上などに貢献しています。ハードディスクと光学機器、メモリーなどがこの機能に関する該当機器になります。それ以外にも表示を担当するディスプレーや電気を変換する電源ユニット、通信機器や配線ケーブルなどパソコンの動作に必要な基本的機能を提供しているパーツが多く存在しています。パソコンパーツの性能の細かい決まり事や詳しい性能情報に関することは、商品の性能カタログや製造メーカーの製品紹介ページなどの情報などで確認する事が可能です。