今では家電品と言ってもいいほどパソコンは身近な存在ですが、以前は高価で、20年ほど前のノート型は50万円出さないと満足な性能のものは手に入りませんでした。同時期にはより高性能のパソコンを自分で作るべく、パソコンパーツを自分で選択し入手、組立て完成させる人が多くいたものです。自分でパーツを集め組み立てた方が、パソコンメーカーのものより安価に作ることができたためです。しかし今ではパーツメーカーやパソコンパーツを取扱う販売店が、ユニットやパーツを相性の良さなどから集め、パッケージして販売していることが多いです。

それを組立てると間違いなく動作させることが可能で、後からそれらユニットやパーツを自分好みのものに交換するケースが多いようです。主要なパソコンパーツを挙げるとまず電源ユニットが必要で、各パーツに電気を供給するものになります。マザーボードは基板を取り付け周辺機器を制御し、CPUはパソコン全体の性能を決定付けるものですから重要なパーツです。それからメモリーで、CPUが使うデータを一時的に保管します。

以上のものを揃えると液晶パネル(ディスプレイ)に画面表示が可能になりますが、パーツを収納するBOX(ケース)、HDDなどのストレージ、ソフトをインストールときや、DVDやブルーレイを観賞するときに必要な光学ドライブが必要になります。さらにゲームをする機会があれば、グラフィックボードやCPUの発熱を抑えるCPUクーラーも取り寄せることになります。これでハードといえるパソコンパーツは一通り揃ったことになりますが、動作させるにはOS(オペレーションシステム)をインストールしなければなりません。またそれ以前に各ユニットやパーツを繋げる配線やコネクタも結線することになります。

こうしてユニットやパーツを交換して行くと勉強になり、パソコンに愛着が涌いてきますので一度は行なうことをおすすめします。

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